ダッシュボードとは?

ダッシュボードとは、いくつかのデータをひとつのボード(画面)にまとめ、見やすくしたものです。

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そもそも、『ダッシュボード』って何?

ダッシュボードとは?

ダッシュボードとは、いくつかのデータをひとつのボード(画面)にまとめ、見やすくしたものです。散らばっているデータを一つに集約することにより、個々のデータをそれぞれ参照する手間を省き、データ間の相関性が把握しやすくなります。データ間の相関性の可視化を高めることによって、さらに中身の濃いインサイト(洞察・本質)が浮き彫りになることがあります。

ビジネスでは、ヒト・モノ・カネに加え、「データ」が重要な経営資源と言われて久しく、経営の意思決定に大きな影響を与えています。「データ」は見なければ意味がなく、「データ」を効率よくスマートに見るために「ダッシュボード」が利活用されています。例えば、個人とチームのパフォーマンスデータを集約しダッシュボード化したり、見込み客リードと受注率・売上データをリアルタイムに表示できるダッシュボードをしつらえることで、業務パフォーマンスの”今”を把握し、よりよい意思決定につなげていくことができます。

自動車の「ダッシュボード」との関係は?

ダッシュボードの語源と歴史

馬車の運転席に立てたボード(板)が起源です。
馬がはね上げる泥や小石を避けるための板の名称でした。

dash(ダッシュ)には、ダッシュする意味の他に「たたきつける」とか「浴びせる」の意があり、馬がはねあげた泥や小石がたたきつけられるボードなので、「ダッシュボード」と名付けられました。馬車に乗ったことある人の方が少ないと思われるので、よかったら「馬車」で画像検索してみてください。運転席前をよく見てみていただくと確認できます。

時代は変わり、馬車が自動車になり、そのまま”前席正面にある内装部品全体”を指した名称として、「ダッシュボード」が使われるようになります。
前席正面には、自動車の運転するのに必要な情報を指し示す計器類が配置されており、これらが自動車の「ダッシュボード」を指す主なイメージとして認識されます。

そして、現代のビジネスシーンにて。
自動車のダッシュボードを模して、経営上の重要なメトリック(指標)等を統合して見る「ダッシュボード」が生まれました。
自動車のダッシュボードと区別するため、「データダッシュボード」「デジタルダッシュボード」などとも呼ばれます。

チームで使うKPIダッシュボード