ダッシュボードの見せ方

チームに情熱を導く
ダッシュボードの見せ方

チームのモチベーションを高めるための
パフォーマンス ダッシュボードを活用する手順と
ベストプラクティス

ダッシュボードを見せる

実用的で素晴しいデザインのダッシュボードができました。次に検討すべきことは、「どうやって見せるか?」です。
ダッシュボードに表示されたスコアをできるだけ見てもらい、意識してもらい、高いモチベーションの維持や、より良き意思決定に役立ててもらうために、以下の点が大事です。

    • 大きく見せる
    • 何回も見せる
    • どこでも見せる

これらを念頭に置きましょう。数字等の指標が小さくて見えなければ、行動に繋がりません。それから、見る頻度が少なければ忘れます。見たい時に見れる場所にいなければ見ないものです。

交通標識は、ぴったりな見本です。大きく、見せたいところに設置してあります。そして、重要な情報は、一定の間隔で配置され、複数回の注意喚起をしています。世界共通、交通標識が可能な限りシンプルなデザインで作られているのは、できるだけ多くの人に、瞬時に、理解してもらうためです。

我々の脳は、シンプルで直感的に分かるもの、理解しやすいものを見る性質があるようです。大きなボードがいつも使われるのは、機能するからです。
かねてよりオフィスには大きな掲示板やホワイトボードがあり、同様の効果が期待され、活用されてきました。これをデジタルデータを使って、デジタルダッシュボードで表現するためにはどうしたらよいでしょうか?

TV(テレビ)ダッシュボード

TV等の大型ディスプレイは、チームの仕事スペースに置くことで、大きく、目立ち、関わる回数を増やすことができます。主要な目標と指標を可視化し、理解しやすくするダッシュボードを常時表示しましょう。
TVダッシュボードを導入する際には、以下の点を知っておく必要があります。

1.設置場所

あまり見られないところにあれば、高い効果が期待できません。ワンルームにある大型テレビと違い、広いオフィスでは見栄えが劣り勝ちです。ですので、設置場所には注意せねばなりません。
設置後に移動するのは困難なケースが多く、妥協してしまうと効果を得られません。これは導入時に、いまある会議室にあるテレビをそのまま使おうとする場合も同様です。
当社では、これら設置時の失敗を減らす取り組みに注力し、サポートしています。

2.大型テレビ表示用に最適化されたテクノロジーかどうか

多くの一般的なダッシュボードを作成できるツールは、それを大型画面にブロードキャストするための最適な設計になっていないことがあります。
デザイン面では、ただパソコン表示用のダッシュボードを引き伸ばしただけのものになっており、必要ない情報が混ざってしまうため、シンプルさを追求できていません。
機能面でも、ダッシュボードを表示するために、何かしらの手作業が発生し、生産性を損なう恐れがあるため注意しなければなりません。
※当社「Geckoboard」は、TVダッシュボードフレンドリーに設計されています!

3.ハードウェア

大型スクリーンには、長時間稼働できるモデルを選ぶと長持ちするので良いでしょう。カテゴリーは大きく分けて、テレビチューナー搭載のテレビ型とチューナーなしのディスプレイ型に分かれますが、後者をオススメします。
テレビ型は、テレビ放送を見るために最適化されているものですので、ダッシュボードを表示することだけに対して不必要な機能が多く、長時間の連続稼働にも適していないモデルが散見されます。

また、スクリーンに出力するための入力デバイスも様々な選択肢があり、スクリーンの選択よりも困難です。コスト、可用性、音、大きさ、便利さ等を考慮し、選定しましょう。

次のステップへ

あなたは、長い時間をかけ、チームの重要指標を特定し、データ視覚化を実現し、大型ディスプレイでダッシュボードを理想通りに表示するところまで辿り着きました。
しかし、どれほど自分がすばらしい仕事をしたと誇ったところで、このままだと何も起こらないか、次第に誰も見なくなるという事態に遭遇してしまうかもしれません。まだスタートラインに立ったばかりなのです。

それでは次のステップへ参りましょう。

『チームで使うダッシュボード』

データはあるけど、活用できていないチームへ

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