ダッシュボードのデザイン HOME ブログ Best Practice ダッシュボードのデザイン チームに情熱を導くダッシュボードのデザイン チームのモチベーションを高めるための パフォーマンス ダッシュボードを活用する手順とベストプラクティス ダッシュボードのデザイン 闇雲にデータを並べて、それらしきチャートを作成しても、チームを躍動させるダッシュボードにはなりません。この記事では、どうしたら人を惹き付け、行動させる効果的なパフォーマンス・ダッシュボードをデザインできるか?についてご紹介します。 小さなゴール 最初のステップは最も重要です。会社ですでに取り組んでいる目標設定を、再確認することから始めましょう。一般的に、目標設定とその実行方法については多種多様なアプローチがあり、すべての組織に合った最適解を限定することは困難です。 ここでは、ダッシュボードを使ってチームパフォーマンスを加速させるための最重要事項として、「 小さなゴール 」について紹介します。 中長期目標は、通常、1年以上で設定されるため、現在地点から大きく離れた意欲的な目的地になることが多々あります。そのため、チームメンバーにとっての会社のゴールは、少し他人事で抽象的なものに感じることがあり、高いレベルのモチベーションを長い間、維持することができません。 そこで、大きなゴールに到達するまでの「小さなゴール」を設定することによって、各個人の目標をより小さくし、より自分事で現実的な目標に分割しましょう。比較的短期で、より達成可能な「小さなゴール」を達成していき、ダッシュボードでそのフィードバックを視覚的に得られることによって、チームメンバーが自分の仕事に関心や自信を持てる効果を期待できます。 データを用意する 小さなゴールが設定できたら、ゴールまでナビゲートしてくれる指標の元となるデータを用意します。データは、以下の点に注意し、それぞれできるだけ高いレベルで実現できるよう準備しましょう。 正確 十分 新鮮 本当に正しいかどうか?疑う勇気を忘れてはいけません。ただし、精密さにこだわりすぎる必要はありません。 また、例えば「先週比」などの比較すべき対象データが揃ってないと、現在の数字が良いのか悪いのかが分からない指標もあるため、足りないデータがないようにしましょう。 最後に、遅延したデータは価値が半減するケースがあります。可能な限りリアルタイムなデータを採用できるようにしましょう。 目標達成を促進するようデザインする チームが自立自走し、素晴しい意思決定から高いパフォーマンスを発揮するためのダッシュボードは、一部のデータアナリストが分析して一部の人たちだけで消費されるものとは異なるデザインになります。 主な役割は、主要な目標と指標を可視化して理解しやすくすることです。これにより、チームは目標に沿って行動し、ゴール達成できます。複雑さを避け、重要なことにフォーカスできるような設計である必要があります。成功するダッシュボードには、以下のような性質があります。 重要なものに絞ってある: 詰め込みすぎると複雑さが増し、混乱します。 優先順位が分かる: それぞれ深く関連している目標のどれを優先させるのか?はっきりさせましょう。 シンプルで一貫性がある: 脳の負担を軽減し、見て理解するまでのスピードを増します。比較が容易など、短い時間でぱっと判断できることがとても大事です。 魅力的である: 完全に実用的である必要はありません。たまにはチームでとった写真や、猫の癒やし動画などで注目を集めましょう。 エクセルは総じて素晴しいツールですが、自分で作ったシートをそのまま誰かに提示しても、通常、優れたユーザーエクスペリエンスにはなりません。相手にとっては、どこの何を見るべきかわからない場合があり、誤解や混乱を発生させる可能性もあります。上記の成功するデザインのポイントをおさえたダッシュボードを作成し、チームが躍動する機会を作りましょう。 次のステップへ 実用的で素晴しいデザインのダッシュボードができました。 次に検討すべきことは、「どうやって見せるか?」です。ダッシュボードに表示されたスコアをできるだけ見てもらい、意識してもらい、高いモチベーションの維持や、より良き意思決定に役立ててもらうためにはどうしたら良いか?を知りましょう。 それでは、次のステップへまいりましょう。 Best Practice 『チームで使うダッシュボード』 データはあるけど、活用できていないチームへ 資料ダウンロード