開発部の責任者 Cさん
あと何日?カウントダウンが変える納期
東京丸の内のオフィスに通うCさんは、開発部の責任者として、納期に追われる日々を過ごしていました。彼女のチームは十分なリソースがあるにも関わらず、納期への意識が低いため、約束を守れないことが多発しており、それが彼女の悩みの種でした。
彼女は毎朝、東京駅広場に設置された東京オリンピックのオブジェで、開催までの日数カウントダウンを見てからオフィスに向かってましたが、カウントダウンの数字が残り300日、200日といった「きりのいい数字(概数)」の日には、人に話したくなる衝動にかられることと、周りの人たちもその数字をしっかり見ていたことを知り、これを業務に応用できないかと考えました。
” 納期まであと何日と表示するシンプルなカウントダウンダッシュボードを導入しました。作業を細かく分け、それぞれの納期を表示しました。きりのいい数字が出る日は、チーム内での会話が増えるよう意図的に助長しました。狙い通り、開発部の誰もがカウントダウンボードの納期を意識してくれるようになり、納期間際のドタバタが減りました。”